「1⇒10起業」について

「1⇒10起業」とは

「1⇒10起業」とは、0を1にするスタートアップ起業に対して、アントレプレナーシップ（起業家精神）を持った起業家が、複数の投資家から出資を募り、既に存在している有望な中小企業「1社」を探索し、M&Aを通じて事業を承継することで、その企業の継続・成長を実現する起業形態です。

＊「1⇒10起業」の流れ

世界で増えている「1⇒10起業」

「1⇒10起業」の仕組みは、1984年に米国スタンフォード大学で生まれ、近年はMBA卒業生が中心となり、世界で設立されるケースが加速的に増えています。2024年時点で世界の設立件数は、1000件を超えており、数多くの中小企業が「1⇒10起業」を通じて事業承継を果たし、企業の更なる成長・発展を実現しています。

現在、日本は事業承継問題を抱える中小企業が多数存在し、次世代に残るべき素晴らしい中小企業が事業存続の危機に直面しています。その中で、「1⇒10起業」は事業承継問題を解決する1つの手段として、大きく注目されています。

＊地域毎の設立件数